スポーツ障害

スポーツ障害の原因
そもそも痛みはどうして起こるのか？

スポーツ障害だけでなく痛みというのは
どのように発生するのかを考えましょう。
結論をいいますと痛みは

が存在する場所に刺激が入ると脳に痛みが送信されるのです。

逆にいうと神経がゼロなら痛みもゼロ
髪の毛を切っても痛くないですよね。
刺激がゼロなら痛みもゼロなのです。

なので

と言えます。

スポーツ障害に置き換えるとどうなるのかを考えましょう。
近年痛覚神経の多い部分がどこなのかわかってきました。

それが筋膜や骨膜と呼ばれる
「膜」の存在です。

筋膜リリースという言葉がテレビや雑誌などによく出るようになりました。
便宜上「筋膜」と呼ばれていますが、正確にはFascia(ファシア)と言います。

広く使用されているため、このサイトでは便宜上
Fasciaのことを筋膜と呼ばせて頂きます。

筋膜は滑る事が目的の組織です。
身体を構成する筋肉・骨・神経・血管と言った
ほとんどの組織はこの膜でコーティングされており
それぞれの組織同士が滑ることで
人体は柔軟な動きが出来るのです

身近な筋膜は鶏肉の薄い膜

料理をしたことがある方ならお分かり頂けると思いますが、鶏むね肉は薄い膜でコーティングされていると思います。これがまさに筋膜です。

筋膜は全身タイツ

筋膜は全身にくまなく存在し、すべてつながっています。そのため、例えば足に問題があって筋膜が引っ張り合うことで、他の箇所(例えば肩など)に痛みがでることもあります

従って、筋膜の周辺に問題が起こると
スポーツ障害が発生するのです。

スポーツ障害の原因
筋膜が持つ3つの特徴

筋膜自体には実は3つの特徴があります。

硬くて伸び縮みしない

痛みの神経が豊富

一つの筋肉・骨で終わらずつながっている

この3つ目の連続性が

“アナトミー・トレイン”
と呼ばれる次のイラストをご覧ください。

実は筋膜は全身でつながっており、
ある部位を引っ張ると
遠い別の部位も引っ張られます。
つまり

と言うことです。
この後スポーツ障害の原因について
もう少し詳しく解説します。

スポーツ障害の原因
スポーツ障害の痛みの原因
となっているのは何か？

スポーツ障害の原因を一言でいうと
「やりすぎ」とまとめられてしまうことが多いようです。
でも同じチームで同じ練習をしていても
痛みが出る子と出ない子がいますよね？
そこで当院ではこのような考え方をしています。

同じ練習量でも痛みが出る子ども、
出ない子供がいるのは、
ただ単にカラダが強い弱いというだけではなく
カラダへの負担が大きい状態が
繰り返されるということです。

そしてこの柔軟性に
非常に大きく関与しているのが

	伸び縮みしなくて
	全身に連続していて
	痛みを感じる

筋膜という存在になります。

スポーツをやっていて
スネや膝やかかとや肘が痛くなるのは
その場所ではなく他の場所の
筋膜がひっぱっているからです。

こういった治療を他の院で
してきませんでしたか？

いろいろ試したけど
良くならない方が多い.....

それは

からです。
これを解決するのが

です。

患者さんの喜びの声