採用特設サイト

なぜ採用面接で「志望動機」を訊かないのか

2021年6月7日更新

みなさん、こんにちは。いろは接骨院院長の服部です。この記事はいろは接骨院の面接を受けようか迷っている人のために書きました。採用面接って緊張しますよね?でもそれって面接する側も同じです(笑)

ですのでこの記事では安心して面接を受けられるように、「こちらの一番訊きたいこと」、と「何故そんなことを訊きたいのか」、をもう書いちゃおうと思います。

これを読むことでいろは接骨院がどんな人材が欲しいかを理解して応募してもらえると有りがたいですね。

一つしか質問できないとしたら

もし採用面接で院長が「一つだけしか質問ができない」としたら何を訊きたいかというと、採用特設ページにもあるように「いろは接骨院で働いて、どんな先生になりたいか?」ということです。

これを訊く理由は以下の3つことが知りたいからです。

  1. 求職されている先生がどのようなビジョンを持っているのか
  2. そのビジョンはいろは接骨院で叶えられる(ウチが提供できる)ものか
  3. そのビジョンが叶ったときにいろは接骨院にどのような貢献ができるか

これらのことについて具体的にお話しますね

どのようなビジョンを持っているのか

面接というと「志望動機」を訊くというのが定番だと思います。
「志望動機」をきくと「●●したい」という答えを用意される場合が多いと思います。
しかしこの●●したい、というのはどちらかというと受け身な印象を受けるんですよ。こちらから与えられるのを待っているような・・・。

かたや「どんな先生になりたいか」という質問への答えは、自分でなるために必要なもの(現時点で足りないもの)がわかっていたり、ビジョンを持っていないと答えられないものです。

外傷が診たい

外傷が診れる先生になりたい
は似ていますが微妙に違うんですよね

当院の面接を受けることが今の自分に足りないもの、目指していくものを考えるきっかけになるといいですね

そのビジョンはいろは接骨院が提供できるものなのか

例えば、質問の答えが「外傷が診れる先生になりたい」だとします。
外傷患者さんはフツーの接骨院よりもいろは接骨院には多く来院するし、キチンと治している実績もあるのでウチで経験を積むことがその先生にとっては間違いなくプラスになると思います。

これがもし「レントゲンが読影できる先生になりたい」だった場合、当たり前ですがウチにレントゲンはありませんのでそれは叶えてあげられないです、ウチじゃなくて整形外科で働いたほうがいい、ということになります。

当院で働く先生に提供が可能なものかどうかは、こちらが判断する形になるかもしれません。
面接のときに「〇〇な先生になりたい」と正直に言ってもらうといいかと思います。もし当院で提供が難しそうなら「それはウチにいても身につかないと思うよ」と正直にいいますし、「それは難しいけど●●といった似た形にはなれるかもしれないけどどう?」というお話になるかもしれません。

目指すビジョンが院に将来貢献できるものなのか

我々の仕事はいわゆるサラリーマンとは違います。
先生の身につけた技術が誰かの役に立って、誰かに買ってもらって初めて利益が発生します。
それは社員として働くときも、独立開業して働くときも同じことが言えますよね(社員としては最初からいきなり利益発生はムリでしょうけど)

ですから、目指しているビジョンが患者さんに求められるものでなければ、意味のないことになってしまいます。例えば、
それを目指して頑張ってもらってもウチで働いてもらうニーズとは違うということになってしまいます。


一緒に働く先生が成長してくれる環境は非常に大事だと思いますので、うちで働いてくれる先生のためにいろいろと提供したいと思います。でもそれがただのボランティア活動というわけではありません。先生が成長すること=院の成長に繋がるということを意識してもらえれば嬉しいです。

まとめ

まとめると、目指すビジョンがあって、それがいろは接骨院で叶えられるものであり、先生がその目指す柔整師になったことで将来的にいろは接骨院に利益をもたらしてくださる先生が欲しいと思います。

いろは接骨院がお互いの夢を叶える接骨院となっていくのが理想だと思いませんか