患者さんは自分のどこが悪いかわからずに不安になって通院されます。
そこで「違和感」といわれると我々治す側の人間は少し困ってしまうことが多かったのですが、fasciaの重積が原因であると考えると非常にスムーズにつながることが最近わかってきました。
患者さん
・太ももの裏が痛い
・お尻の付け根から足にかけてピシっとなにか一本走っている
・太ももに違和感がある
・お尻の付け根から足にかけてピシっとなにか一本走っている
・太ももに違和感がある
というさまざまな訴えを患者さんは持ってこられます。
これらの訴えをされる場合、坐骨神経の周囲にfasciaの重積があるケースが多く、これをリリースすることで多くの症状から解放された症例今回はそんな症例をご紹介します。
主な訴え
患者子
上の図の太ももに違和感があり、朝起きた際に痛みが走る
ちょっと時間がたつと和らいでくる
お尻から膝の裏くらいまでがどこという表現ができない
ちょっと時間がたつと和らいでくる
お尻から膝の裏くらいまでがどこという表現ができない
いろは接骨院
訴えのほかには
前屈(前に倒す柔軟体操)をしたら太ももが痛いというのもありました
前屈(前に倒す柔軟体操)をしたら太ももが痛いというのもありました
エコーチェック
坐骨結節と大転子という太ももの骨の間で撮影しています。坐骨神経がつぶされている様子と深層にfasciaの重積によるハイエコーが写っていると推測されます。
エコー画像の解説を入れるとこうなります
fasciaリリースを実施
坐骨神経をfasciaの重積からリリース(開放)して本来の太さや機能を取り戻してもらいます。
この画像の左側は上の画像とほぼ同じものです
解説を入れるとこうなります。
神経をエコー観察するとイチゴのようなツブツブが映ります。右側(アフター)の坐骨神経にはそれがキチンと映っているのがわかります。
神経の深層にあったfasciaの重積も白が薄くなっていますね。
患者さんの声
患者さんにアンケートに答えていただきました。
ありがとうございます!
まとめ
いろは接骨院
今回の患者さんのように太もも全体の症状を訴える場合でも、リリース箇所は坐骨神経ともうひとつだけでした(そこは割愛してます)。
坐骨神経のような長さのあるものは全ての部分がリリースの対象ではなくピンポイントでのリリースが効果的です。
坐骨神経のような長さのあるものは全ての部分がリリースの対象ではなくピンポイントでのリリースが効果的です。
筋膜リリース、Fasciaリリースがどんなものかはコチラ
https://168168168.jp/iroha-do/fascia-release/
https://168168168.jp/iroha-do/fascia-release/